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食品検査 Q
&
A

異物検査の目的

食品や器具・容器包装に混入した異物について鑑別を行います。

  • ※当センターでの異物鑑別試験は、依頼時に異物そのものが目視で確認できるものを扱い、顕微鏡観察、試薬による反応観察、機器分析(蛍光X線分析装置、フーリエ変換赤外分光光度計)を実施し、物質の特定を行います。

検査の流れ

  1. [お客様]お問い合わせフォームより、ご相談ください。検体の種類や目的により、検査内容や納期等をご提案させて頂きます。
  2. [お客様]検査受付は、平日午後3時までです。検査品に検査依頼書を添えてお申込み下さい。
  3. [弊会]検査を実施します。
  4. [お客様]ご請求書の内容に従って、ご入金下さい。
  5. [弊会]ご入金確認後、メールまたはファックスにて検査結果の速報をさせて頂きます。
  6. [弊会]成績書を郵送にてお送り致します。

検査例

基本的な検査項目であり、検体の状況によって異なります。

  • 金属など

    金属など

    1. 外観観察・顕微鏡観察
    2. 蛍光X線分析
  • ガラス・陶磁器・石など

    ガラス・陶磁器・石など

    1. 外観観察・顕微鏡観察
    2. 蛍光X線分析
  • プラスティック(樹脂)など

    プラスティック(樹脂)など

    1. 外観観察・顕微鏡観察
    2. 赤外分光分析
  • 植物片(木片など)

    植物片(木片など)

    1. 外観観察・顕微鏡観察
    2. 鑑検標本観察
    3. 赤外分光分析
    4. 試薬の反応観察
      (必要な場合のみ)
  • 動物組織片(骨、歯、爪など)

    動物組織片(骨、歯、爪など)

    1. 外観観察・顕微鏡観察
    2. 蛍光X線分析
    3. 赤外分光分析
    4. 試薬の反応観察
      (必要な場合のみ)
  • 繊維状物(人毛・獣毛・化繊など)

    繊維状物(人毛・獣毛・化繊など)

    1. 外観観察・顕微鏡観察
    2. 観察標本鏡検
    3. 蛍光X線分析
    4. 赤外分光分析
    5. 試薬の反応観察
      (必要な場合のみ)
  • カビ・細菌など

    カビ・細菌など

    1. 外観観察・顕微鏡観察
    2. 観察標本鏡検
    3. 試薬の反応観察
      (必要な場合のみ)
  • 虫など

    虫など

    1. 外観観察・顕微鏡観察
    2. 試薬の反応観察
      (必要な場合のみ)

検査の注意点

  • 異物検査受付時に検体の発見状況や、混入していた食品の材料等の情報の提供をお願い致します。
  • 検体の返却を希望される場合は、依頼書の備考欄などにご記入をお願い致します。
    (検体が少量の場合、残存物が無く返却できない場合がございます。)
  • 検体をセロハンテープ等で貼り付けての提出はご遠慮ください。検査時にテープを剥離する必要があり、その際に、テープの粘着物が検体に残り、測定データの妨害になったり、剥離時にバラバラに砕ける等、正確な鑑別ができなくなります。
  • 検体をティッシュペーパー等で包んでの提出もご遠慮ください。少しでも湿り気のある検体の場合、ティッシュペーパーと検体が接着し、完全に剥離するのが困難になり、正確な鑑別ができなくなります。
  • 検体をご提出いただく際は、チャック付きのポリ袋やフタつきシャーレをご利用ください。
    (上記のものがない場合は、ビニール袋やラップフィルム等でしっかり包んでいただくことをお勧めします。)
  • 検査費用は実施した検査項目によって決定するため、成績書発行時に確定します。ご相談時や受付時には概算金額のご提示になります。